2020.8.21 本日の稽古を終わりにします。
「あれ?意外と」の話。
今回は「あれ?意外と」のお話です。
最近は基本稽古を丁寧にというか、ゆっくりと形を意識しつつ稽古をやっています。
中段は中段、上段は上段に。
受けの形は、ここに。と意識を向けて行います。
これって、意外と難しいようで。
多分、サボっている訳じゃないんでしょうがなかなかその場所に手やら足やらが動きませんね。
もちろん、上段蹴りなんかは身体の硬さがありますからやろうとしなければできません。
そして、全体でやっているときは手の位置が下がっていても、目の前で「ここだよ」って指導すると出来ちゃうんですよね。
いやいや、最初からやれよ。って。
はははっ。
で、「あれ?意外と」です。
手を用意すれば、手技はそこに向かって打つことが出来ます。
足になると、手を打つことが出来なくなる事が多いです。
特に回し系。
蹴上や、前蹴りは上がりますね。
動作は比較的単純です。
問題は回し系。
回し蹴りて、自分の足と目的物を近づけるという空間認識と実際の身体操作が合致しないとなりたたないものです。
これ、感覚的にできる人は良いのですが、子供たちにとっては意外と難しいようですね。
ミット蹴りは出来るのに、打つべき的は蹴れない。
さっきも書きましたが、空間認識と身体操作が合致していないんですね。
そして、自分の身体の認識もずれてしまうと。
目で見ている動きと自分の身体がうまく一致しないんですよね。
これをすり合わせるのは、年齢的な成長(神経発達)が必要なんです。
ですが、繰り返し行うことでその動作の成熟は成り立ちます。
難しいことは考えず、ともかく「動け!」って事になりますかね。
前回も書いてますが、理屈好きなんですよね。
これやり始めるとほんと好き。
そして、わかりすくかみ砕けたら最高です。
まぁ、わからん人には刺さりませんが…。
良いんです、好きなんで。
まぁ、とりあえず次も動きましょうね。
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