2020.9.25 本日の稽古を終わりにします。
「守る」の話。
今回は「守る」のお話です。
唐突ですが、最近物騒ですよね。
いや、最近の話じゃないか。
詐欺で自宅に押し入られて縛られてしまったり、突然切りつけられたり。
おおよそ強いもの(何らかの凶器を持っていたり、複数だったり、男性が女性を狙ったり)が、弱者を狙う事が多い様です。
突然の出来事にとっさに反応が出来る人ってどれぐらいいるのでしょうか?
正直なところ、自分だってとっさに行動できるかわかりません。
情けないとか、空手やってるのにって思われるかもしれませんが、これは事実です。
では、どうするか。
空手には「護身」というものがあります。
いわゆる護身術です。
身を守るための技術は普段の稽古の中に、そして移動、型稽古の中に含まれています。
また、受け返しや組手の練習なんかもその一端を担うものです。
他の格闘技にも護身のものは多いと思います。
合気道とかシラットとか他にもたくさんありますね、空手には限りません。
空手の稽古では痛い思いをすることが多々あります。
それは痛みを知ることで力の使い方、使い時、怖さを知るためです。
己を律することも、空手の一環だと思います。
こうした考えは、よく聞かれると思いますが実践できる人が必ずしも多いとは限りません。
そうした中で、「自分は出来る様に」をコンセプトに稽古を考えています。
そこで、今日の稽古は「守る」でした。
そりゃあもう、ミットを持ってばしばしと。
語弊が無いように、ちゃんと稽古です。
今回はとっさに頭を守るための稽古。
相手が動いたらさっと頭をガード!
これがやっぱりなかなかできませんね。
一朝一夕ではできないのが技術です。
「声を出す」も同じことですので、地道にひたむきに継続的に。
さ、頑張っていきましょう。
そうそう、空手の技術を用いて他人を攻撃していいのは「稽古」や「組手」だけですので、決して不用意に他人を攻撃しませんように!!
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