2020.11.27 本日の稽古を終わりにします。
「焦る」の話。
今回は「焦る」のお話です。
とり急ぎ、審査会前ってなんだか不安ですよね。
いつも通りの稽古を続けていますが、大丈夫かな?ってすごい思います。
大丈夫だと思いますけど。
でもね、ってお話です。
これって、どの場面でもそうなるんでしょうね。
空手でいえば、試合前とか今回のような審査会前とか。
普段の生活でも同じだと思います。
学生なら試験前、社会人なら大勢の前に立つプレゼン、商談などなど。
自分もおおよそ毎日緊張することがあります。
慣れはあるこそはすれ、適度な緊張感の下でその緊張を味わっています。
緊張感があるっていう事は、物事をちゃんと掴もうとしている証拠です。
なんでも良ければ、そんな真面目に取り組ませんから。
「焦る」って取り組んでいれば必ず起こるものですよね。
分からないから、知らないから、出来ないから。
分かりたい!
知りたい!
やりたい!って気持ちが、「焦る」っていう気持ちを産みます。
この焦りをうまく飼いならせれば、十二分に新しい力を発揮できるはずです。
焦り過ぎれば力を発揮できませんし、緩めすぎれば力は出ません。
時に焦り、時に緩め、目の前の課題に取り組む。
こうして、堅実に一つ一つ進んでいきます。
もしかしたら、突然今まで培ってきた様々なものがバーン!って弾けて新しい何かに変わる。
いや、一歩も二歩も大きく飛躍したりもありえます。
何がきっかけかはわかりませんが、この「焦る」はとても大事な感情だと思います。
焦り過ぎちゃうけど、何とかしたいって場合は…。
まずはその一歩を確実に踏みこみましょう。
動き出す事は、ネガティブな感情を少し抑えてくれます。
一歩です。
さて、自分にそう言い聞かせて、稽古を進めて参りましょう。
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