58回目!

2020.11.27 本日の稽古を終わりにします。

 

「焦る」の話。

 

今回は「焦る」のお話です。

とり急ぎ、審査会前ってなんだか不安ですよね。

いつも通りの稽古を続けていますが、大丈夫かな?ってすごい思います。

 

大丈夫だと思いますけど。

でもね、ってお話です。

 

これって、どの場面でもそうなるんでしょうね。

 

空手でいえば、試合前とか今回のような審査会前とか。

普段の生活でも同じだと思います。

 

学生なら試験前、社会人なら大勢の前に立つプレゼン、商談などなど。

 

自分もおおよそ毎日緊張することがあります。

慣れはあるこそはすれ、適度な緊張感の下でその緊張を味わっています。

 

緊張感があるっていう事は、物事をちゃんと掴もうとしている証拠です。

なんでも良ければ、そんな真面目に取り組ませんから。

 

「焦る」って取り組んでいれば必ず起こるものですよね。

 

分からないから、知らないから、出来ないから。

 

分かりたい!

 

知りたい!

 

やりたい!って気持ちが、「焦る」っていう気持ちを産みます。

 

この焦りをうまく飼いならせれば、十二分に新しい力を発揮できるはずです。

 

焦り過ぎれば力を発揮できませんし、緩めすぎれば力は出ません。

 

時に焦り、時に緩め、目の前の課題に取り組む。

 

こうして、堅実に一つ一つ進んでいきます。

 

もしかしたら、突然今まで培ってきた様々なものがバーン!って弾けて新しい何かに変わる。

いや、一歩も二歩も大きく飛躍したりもありえます。

 

何がきっかけかはわかりませんが、この「焦る」はとても大事な感情だと思います。

 

焦り過ぎちゃうけど、何とかしたいって場合は…。

 

まずはその一歩を確実に踏みこみましょう。

 

動き出す事は、ネガティブな感情を少し抑えてくれます。

 

一歩です。

 

さて、自分にそう言い聞かせて、稽古を進めて参りましょう。