2021.6.16 本日の稽古を終わりにします。
「反省と課題」の話。
今回は「反省と課題」のお話です。
「反省と課題」は毎度のことなんですが、より強く感じますね。
恐るべし、2~3歳児。
ここ最近は、この子たちの成長を見守ることが多くなっています。
そして、元気に場馴れしてくる姿もよく目にしますね。
一回一回の稽古の度に、少しずつ空手の世界が広がっているようです。
が。
何というか、まだまだ収拾がつかないのは仕方ありませんね。
いや、仕方ないって言い訳かな...。
あの子らまとまると敵いませんよ。
可愛いから、許しちゃうのはご愛敬って。はははっ。
それでも、毎回のように駆けずり回るちびーずもさっきも言いましたが、「泣かずに挨拶できた」とか「遠慮なく遊び始めた」とかこの稽古場に慣れてきたことが多くなってきました。
先に言います。
稽古に頑張ってる子達、ごめんなさい!!
先生が場を仕切れないから、すごい集中力切れちゃうよね。
とは思っているんだけど、それはそれでそういった環境でもしっかりとやれる様になってほしいからそのままって思惑もあります。
「帯上の子はもっとしっかりしてね」、「先に立っている子は下の子のお手本だよ」って言葉を直接かけないけど(かけてあげればいいんでしょうが。)、暗に気づいてもらうことも見取り稽古の一つと勝手に思っています。
見取り稽古は見せてあげることが大事なので、自分がうまく立ち回れていないというのも一つの課題です。
これは、自分も学ぶべきことですし、感心することなのですが。
意外と、帯上の子達が下の子の面倒を見てくれている場面はグッときます。
こうやって、ちゃんと良い面で成長している道場生を見ると、環境って人を変えるのだなとつくづく実感します。
自分の指導も限界があります。
あ、今のです。
こうして、皆様から鍛えてもらえる環境にいる限り自分の指導の枠も今よりも大きくなっていくはずです...
自分が至らない所は、道場生を通して課題として見えてくると思います。
「反省と課題」はいつだって自分が気付けるかどうかです。
至らない点はありがたいことに保護者の皆様が覆ってくださっていたり、はたまた目をつぶってくださったりと甘えているのも現状かと。
当支部では持ちつ持たれつをしながら成長できれば良いなと思う今日この頃です。
しっかしまあ、「反省と課題」として3歳児おそるべし。
頭ではわかっているんですけどね、頭では。
そう言いながら、彼らがしっかりと稽古に打ち込む姿を見たら「感動です」とか言ってやろーっと。
いや、実際問題「感動」しますよ。
嬉しいもの。