2021.6.19 本日の稽古を終わりにします。
「足固め」の話。
今回は「足固め」のお話です。
大事ですよね、初心に帰るというか。
基本を大切に。
一つ一つの動き方を確認することは、とっても地味。
言い換えれば、大変です。
誰だって、思い描くのは素晴らしく動くその姿。
魅力的ですよね、かっこいい回し蹴りや演武。
それらを構成するのは...
普段から、毎回の様に流れる様に行っている基本稽古です。
「ただ」の中段突き。
この「ただ」の中段突きを一つ打つために、どれだけのことを気をつければいいと思いますか?
手を握って伸ばせば、形は中段突きです。
形だけは。
言えば細かいのですが、手の握り方や伸ばし方も色々あります。
体重の移動の仕方、足の踏み方、それらの連動などなどです。
これらは一朝一夕では成り立たちません。
天才は別です。
一回の稽古の度に何か一つを気を付ける様になれば、いずれおのずと出来てきます。
空手をやっている人と数カ月の人でもまーったく、この中段突きは違います。
そういうのを間近で見られると、稽古冥利に尽きます。
「足固め」とか「地固め」とか土台がしっかりしていると、困ったときの応用が利きますよね。
いつまでも基本は手放せません。
ふとテレビで見た天才小学生と放送されていた女の子も2~3時間ひたすら基本の動きをやっていました。
空手ではないんですが、それを見てすごい驚きました。
自分もそういった努力が足りないので、青天の霹靂!
衝撃がすごいです。
教わることに年齢は関係なく、ほんと恐れ多いと感じました。
その子が天才と呼ばれるゆえんは、その努力ですよね。
基本の動きを何時間もできるという才能、「足固め」の理解。
まずは、自分からやって行こうって思います。
最初から何時間も耐えられる人はいませんので、まずは10分でも1回でも。
やることが大事です。
活発で流動的な山武支部も「足固め」から始めて行きましょう。
派手な動きも憧れるけどさ!
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