78回目!

2021.6.19 本日の稽古を終わりにします。

 

「足固め」の話。

 

今回は「足固め」のお話です。

大事ですよね、初心に帰るというか。

基本を大切に。

 

 一つ一つの動き方を確認することは、とっても地味。

言い換えれば、大変です。

 

誰だって、思い描くのは素晴らしく動くその姿。

魅力的ですよね、かっこいい回し蹴りや演武。

 

それらを構成するのは...

 

普段から、毎回の様に流れる様に行っている基本稽古です。

 

「ただ」の中段突き。

 

この「ただ」の中段突きを一つ打つために、どれだけのことを気をつければいいと思いますか?

 

手を握って伸ばせば、形は中段突きです。

 

形だけは。

 

言えば細かいのですが、手の握り方や伸ばし方も色々あります。

体重の移動の仕方、足の踏み方、それらの連動などなどです。

 

これらは一朝一夕では成り立たちません。

天才は別です。

 

一回の稽古の度に何か一つを気を付ける様になれば、いずれおのずと出来てきます。

 

空手をやっている人と数カ月の人でもまーったく、この中段突きは違います。

 

そういうのを間近で見られると、稽古冥利に尽きます。

 

「足固め」とか「地固め」とか土台がしっかりしていると、困ったときの応用が利きますよね。

 

いつまでも基本は手放せません。

 

ふとテレビで見た天才小学生と放送されていた女の子も2~3時間ひたすら基本の動きをやっていました。

空手ではないんですが、それを見てすごい驚きました。

 

自分もそういった努力が足りないので、青天の霹靂!

衝撃がすごいです。

 

教わることに年齢は関係なく、ほんと恐れ多いと感じました。

その子が天才と呼ばれるゆえんは、その努力ですよね。

 

基本の動きを何時間もできるという才能、「足固め」の理解。

 

まずは、自分からやって行こうって思います。

最初から何時間も耐えられる人はいませんので、まずは10分でも1回でも。

 

やることが大事です。

 

活発で流動的な山武支部も「足固め」から始めて行きましょう。

派手な動きも憧れるけどさ!