2021.7.17 本日の稽古を終わりにします。
「やっていこう」の話。
今回は「やっていこう」のお話です。
前回は「ご一緒に」でした。
とりあえず動くことが大事という事で。
最近は新しい道場生も増え、細部を伝えないまま稽古が進んでいくことが多々あります。
とまどうだろうな~。
困ってるだろうな~。
とか、稽古をしながら見ています。
教えろよ!って感じでしょうが、そこはどちらも歩み寄りが必要かと。
「わからないことを聞く」というのも一つの稽古です。
恥ずかしい思いをするかもしれない、人に聞くのが怖いかもしれない。
でも、それを乗り越えて聞くことで、受け入れてもらえる感覚や知ることができたという達成感を味わえると思います。
稽古中はなかなか私語が難しいのですが、休憩中はいくらでも聞いてもらって大丈夫です。
私自身は普段の速度で稽古を進める、一つ一つの動作を説明しながら端折りながら稽古を進める、集中していくつかの動作を中心に行うなどその日その場で道場生の度合いを見ながら行っています。
やはり動きの中でも複雑な動きもありますから、「やっていこう」となります。
まずは、動いてみよう。
次に「理解しよう」です。
数をこなして、なんとなく動けるようになってもらいましょう。
繰り返すと自然と身体が動いていきます。
最初は頭が働くので、動きに身体がついていきません。
ある時、身体が先に動くのでびっくりすると思います。
「あれ?出来てる!」って。
そうなるまではひたすら辛くて地味な稽古が必要となります。
1人で地味稽古はやりづらいのですが、そこは集団。
みんなでやれば怖くない!です。
みんなやってますからね。
やらなきゃ!とかできないと恥ずかしい!とか俺が一番強そう!とかなんでもいいんです。
頭の中で何を想像しても良いわけですから。
少し身体が動いてくると楽しいですよね。
こうすれば良いんだって事もわかりやすくなりますから。
せっかくの稽古場、上手に使っていただけると嬉しいですね。
あれやりたい!これやりたい!は大事な活力ですから。
そして、見ている方も上手くなっている様は観ていて本当に嬉しいものです。
さぁ、「やっていこう」!!
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