2021.10.20 本日の稽古を終わりにします。
「型」の話。
今回は「型」のお話です。
空手の中でもすごい魅力的。
上手い人の方は見惚れちゃいます。
空手の稽古には基本稽古、移動稽古、型稽古、組手稽古とおおまかに分けて稽古しています。
それぞれの稽古はバラバラに稽古しているわけではなく、それぞれがしっかりと根付いて結びついています。
ですので、基本稽古が上手な人は組手が上手、型が上手な人は移動稽古も上手と相互に働いています。
上手な人はすべてが上手っていう印象です。
では、一つだけ上手な人は…?
無論その周囲の稽古が上手にもなります。
さらに言えば一番最初に覚える「正拳中段突き」が上手な人は?
間違いなくほかの稽古も上手になります。
何故か?
一つの動きが洗練されていくことで、他の動作への波及が必ず行われるからです。
直ぐにではないかもしれませんが、着実に変化、進化、洗練されていきます。
一を知って十を知る。
なかなか一筋縄ではいきませんし、子供たちが理論的に理解するものではありません。
出来ている子はその境地になんとなく踏み込んでますし、理解はもっと先にあると思います。
まずは、一歩踏み出せていることは大きな評価です。
普段ずっと一緒にいると分からないけど、たまに見るとぐぐーーっと成長しているみたいな。
こういう変化を知ることができるのはほんとたまらなく嬉しい瞬間です。
みんな不安をもって?子供たちの成長に一生懸命に真摯に向き合ってますもんね。
当然ですよね。
ちょっと話は戻しますが、「型」って動き方で上手下手が見えやすいものだと思います
最初に言いましたが「型」の上手な人は見ている人を魅了してしまうんですよね。
そして、「型」は手が抜いているのも分かってしまいます。
と、いう事は...
しっかりやっている人の「型」は良く分かるんですよね。
やれている人の方は上手下手ではなく、真剣な事が伝わります。
上手下手だけが基準ではないですからね、動き方がどうか?ってお話です。
上手になるためのコツもたくさんありますから、技術面は心配ありません。
一生懸命さはそれだけで魅力的ですから、そういう取り組み方が出来るといいですね。
いや、違うか。
「そういう取り組み方をしてもらいえるような指導ができる様務めて行きたいです。」ですね。
さて、今回はこの辺で失礼します。
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