104回目!

2021.11.10 本日の稽古を終わりにします。

 

「やられてみる」の話。

 

今回は「やられてみる」のお話です。
やってみないと分からない、やられてみないと分からない。
経験すると見えてくるものがあるってことですよね。

 

今日の「やられてみる」は組手です。

 

空手の代名詞とも言える組手、稽古の中ではどこを基準にするかで苦手意識の生みやすいもの。

軽めにやるのか、実戦形式でがつがつやるのか。
中間を目指すのか。

お互いの認識がしっかりとしているなら色々と加減も可能ですが、そうじゃないと…

 

単なる痛い思いをするだけor一方的になってしまう

これは本当に難しいですね。

この稽古は加減の難しいものですが、いつも打つ側ではなくたまには打たれる側の体験もとても大事ですね。

という事で、今日は自分としっかりと打ち合ってもらいました。

審査会だけではありませんが、大事な稽古ですね。

怖いも痛いもありつつ、しっかりと相手に打ち込む!

これが出来る様になると、さらに大きな一歩を踏み出すことができます。

組手の稽古には拳を鍛えたり、足を鍛えたりと色々と準備が必要となります。

手首や足首のねんざ、身体のあざなど沢山の怪我にも繋がります。

ただ、これらの稽古も実は基本稽古、移動稽古、型稽古がしっかりできているとそれぞれの部位鍛錬にもつながりますから怪我の率はぐっと下がります。

普段通りの稽古が実践の基礎ともなりますから、気を抜かず頑張ってほしいですね。

組手稽古は組手の中でしか得られないものも多いので、これはこれでとっても必要な稽古です。

 

護身術もそうですが、繰り返し練習していかないと身につかないものばかりですので、ひたすら稽古が必要ですね。

 

どうやら筋肉への痛みはすぐになじみますが、皮膚への痛みは沢山打たれて慣れる必要があるのでこれは本当に大変です。

 

って事は…?

そんなことを考えながらミット打ちや打たせ稽古などが出来るといいですね。

何事もすんなりと習得できるものはすくないので、反復練習は必須です。

苦しいのは稽古の時だけですから、負けない心も一緒に育てて行きましょう。

必ず自身の力に変わりますからね。

頑張りましょう。