2021.11.17 本日の稽古を終わりにします。
「いつも通り」の話。
今回は「いつも通り」のお話です。
これが一番難しい。
「いつも通り」ってなんだよって思います。
というのも、稽古は普段通りにいわゆる「いつも通り」に行っていきます。
準備運動して、基本稽古して~って感じです。
時折、別メニューというか普段やらないことをしたりと本当の「いつも通り」ではない気がします。
これが、なんというか「いつも通り」の難しさですね。
もはや言葉遊びみたいなものです。
この「いつも通り」はやらないとちょっと不安になることもあれば、「いつも通り」に飽きてしまう事もあります。
そこの所の維持って、すごい大変な印象です。
自分が好きでも、他は分かりませんからね。
この「いつも通り」は空手にはとても相性が良く、繰り返し行う動作がその後に顕著に表れます。
一つ一つの動作が洗練されると、移動や型稽古の時の出来栄えが歴然です。
もはや圧倒されるレベル!
やっている、やっていないがすぐにわかってしまうのでここはとても重要なんですね。
繰り返すことを「いつも通り」にすることで、身体の動きが大きく異なります。
これは色んなことに応用できると思いますので、何かしら気を付けてみるといいかもしれませんね。
少しの変化や一歩がその先を大きく変えることは多いのですが、何分結果がすぐについてこないので迷っちゃいますよね。
自分も常に試行錯誤、暗中模索しながらですね。
上手な人は最初からいません。
最初からちょっと上手く見えちゃう人もいます。
それでも続けている人には敵わないと思います。
それに対する気持ちも、所作も違います。
なにより、カッコいい!
空手やってるよ!
空手続けてるよ!って人に言えることって、すごい事です。
強い弱いじゃなくて、何かをやっているって事がすごいのです。
やってない人とは違います。
もちろん諸事情でやれない人もいますが、気持ちはそこに向けられますからね。
気持ちを向けつつ、身体を動かしつつ、明日からの稽古も頑張っていきましょう。
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