2021.12.4 本日の稽古を終わりにします。
「一区切り」の話。
今回は「一区切り」のお話です。
明日は昇級審査会です。
今日が最後の確認でした、まずは「一区切り」。
物事には始まりがあって、必ず終わりがあります。
どこが終わりとするかは、誰が決めるのでしょうね。
空手での終わりはいつなのかは分かりませんが、一つの区切りをつけることができます。
昇級審査です。
今までの自分の稽古がその帯を越えられるかどうか。
培ってきたものが自分自身の空手に見合っているかどうか。
緊張しますよね。
誰かにそれを見られるわけですから、ドキドキもんです。
私自身何度も経験しましたし、残念ながら帯を越えられず審査を通れなかった経験もあります。
簡単ではありません。
普段いくら出来ていても、審査会でその実力が発揮されなければいけません。
緊張の中、普段通りの実力を発揮するには日々の稽古が物語ります。
試験は水物とも言いますし、試験には魔物も住んでいます。
打ち勝つには相当の自信が身が震が必要です。
試験を受ける子より周りの方が緊張しちゃうことも多々あります。
この審査会はいつまでたっても慣れませんね。
そういった実力を発揮する場というのは、必要ですよね。
目標が無いとメリハリも感じず間延びした感じも否めません。
厳しすぎる目標も中だるみが起きますし、「一区切り」をつけながらって大事だと思います。
稽古していると「ここは直さなきゃ」とか「ここも直さなきゃ」とかいろいろと考えています。
「ここは」なら確実に変化する必要がありますし、「ここも」なら優先順位が下がります。
言葉遊びみたいなものですが、対人を意識した動きは空手とって非常に重要です。
一撃必殺も対人が必須ですしね。
カッコいい空手、強い空手、しなやかな空手、魅せる空手。
いずれも基本は一緒です。
区切りながら稽古を進めていくと、いずれも辿り着くことができます。
普段の稽古をしっかりできている人は、いずれ他を抜いて強くなります。
強さの定義は人それぞれかもしれませんが、物理的じゃない強さも強さです。
明日の昇級審査会、今から楽しみです。
あーーー、こっちが緊張する!!!!
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