2022.2.10 本日の稽古を終わりにします。
「覚える」の話。
今回は「覚える」のお話です。
時間が経つといつの間にか出来る様に鳴ってますよね。
「覚える」って意外性があります。
「覚える」って不思議なもので、やれば誰でも出来る様になります。
1回でダメなら、5回!
ダメなら10回、100回と繰り返せば繰り返されるだけ身体が「覚える」んです。
そして、そうなると言葉で説明することが難しいというか、突然忘れるんですよ。
あれ?どうだったっけ?って。
その動作をすればすぐに思い出せちゃうんですけどね。
「覚える」って不思議です。
最近は色んな型稽古を行うようにしています。
帯上の型を覚えることで、少し先の動きに慣れてもらうためにです。
そうなると不思議と「覚える」子が多いんですよね。
やはり耳と目を使って身体を動かし続けることがその結果に結びついているのだと思います。
大事ですね、五感を使った稽古って。
(味覚の使い方分からないけど...)
「千里の道も一歩より」
「塵も積もれば山となる」
などなど、一歩でも歩みだすことがその先の道を大きく変えることがあります。
どれが才能を発揮させるかはわかりませんが、必ず結果がついてまわるのは間違いないと思います。
自分自身、こうして空手を通じて何かを発信する立場になるとは全く考えていませんでした。
「覚える」事で沢山の経験を積むことができています。
最初は本当に大変でした。
突き一つ覚えるのがやっと、出来たと思ったら周りの上級者はもっと鋭い突きを放ってる。
もう羨ましかったなぁ。
今も「覚える」事は変わりません、ずーっと一緒でしょうね。
でも、楽しいですよ。
新しい事を覚えるのって。
そして、いつまでに覚えなきゃダメ!ってこともありません。
いつでもいいんです。
自分の好きな時に好きなタイミングで上手になれるのは、空手だけではありませんが「覚える」醍醐味です。
もちろん試験があれば、悠長なことは言えませんが...
人生と枠をくくってしまえば、いつでもです。
遅いも早いもありません。
さぁ、一緒に「覚える」事、始めませんか?
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