2022.3.12 本日の稽古を終わりにします。
「挑む」の話。
来月は審査会、まさに「挑む」ですよね。
何かに取り組む時に目標があるというは大事です。
みんな、頑張るよ~!
さてさて「挑む」というのは、とても簡単な事ではありません。
何が大変か?
それはもちろん、達成することです。
「挑む」ためには目標を達成するという事がセットになりますよね。
目標を設定するというはとても難しいのです。
簡単な目標ではさくっと達成してしまい、モチベーションがあがりづらい。
かといって、高すぎる目標では達成できずモチベーションを失ってしまう。
そのため、「如何にモチベーションを保ちながら達成出来うる目標を設定できるか?」という事が、この「挑む」には含まれています。
なんか、難しいですよね。
もちろん「挑む」をもっと楽にとらえて、スモールステップ(小さい目標)をひたすら超え続けることで、結果として大きな目標を達成させるという方法があります。
現に審査会では少しずつ帯を上げて行くことで、黒帯を目指すという一つの大きな目標を達成するに至ります。
多くの空手家はまず、この黒帯を目指すことになるのではないのでしょうか。
黒帯に「挑む」ですね。
そして、黒帯を締めてからようやく空手が始まるのかもしれませんね。
これで終わり~ってなりませんから、新たな目標設定が必要となります。
空手を続けている以上、ずーっと鍛錬、ずっと修行ですね。
なんでもそうですけど。
自分の話ですが、自分は緑帯(4級)からがスタートラインにようやく立ったかな?と思っていました。
ちょうどこの帯を締められるころに、おおよその移動稽古や型稽古を学ぶに至るからです。
そして、ほとんどの道場にて中級者以上とも言われるはずです。
「挑む」ことをやめなければ、いずれその目標は達成することができます。
今すぐとは言えませんが、時間を経ることでより確実性を増すと思います。
先ほどの話に出たモチベーションの話ですが、一般的には徐々に下がっていく傾向があるようです。
はじめた直後はとても高いのですが、徐々に低下していきます。
そのため、時々モチベーションを高められる要素が必要ですよね。
そして、細く長く付き合うというのも大事かもしれません。
太く短くも決して悪くはありません。
空手を含む多くのスポーツは一朝一夕では成り立ちません。
少しずつ積み重ねていくことで、大きな成果を達成させることに繋がります。
「挑む」というのは決して簡単ではありません。
そこに至れた時点で、すごい事です。
時折心が折れることもあるでしょうが、一緒に乗りこえられたら最高です。
日々の積み重ね、頑張っていきましょう!
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