2022.4.2 本日の稽古を終わりにします。
「流れる様に」の話。
今回は「流れる様に」のお話です。
空手では「流れる様に」って大事です。
緩急とも言いますしね。
この「流れる様に」って、前にも話しましたがよどみなくっていう事とも言えます。
身体が自然と動く。
効率よく動いている。
無理なく疲れづらい動き方。
すごく理想的ですよね。
動き方がきれいとか、羨ましい限りです!
さてさて、羨ましがっていてはいつまでたっても遠い世界ですね。
自分が出来る様になるにはどうしたら良いか?
そこを焦点に考えてみましょう。
これは単純です、ひたすら動き方を考えるです。
他のスポーツにも言える事なのですが、高度な運動をしていたとしても慣れた人とそうではない人とでは疲労感は異なります。
なぜなら、力の加減や脱力がそうさせるからです。
この時は力を入れて、ここでは力を抜いて~などがごくごく自然的に行えている。
それができるとすれば、同じ動きをしているのに見違えるような洗練さが生まれます。
誰だって、後屈立ちはきついのです。
騎馬立ちだって楽ではないんです。
でも、コツはあるんです。
こういう風にしたら、少しは楽になるかなとか。
こうしたらきれいに見えるとか。
もちろん、身体がしっかりと成長していないと大きな怪我に繋がることになります。
ですので、小さい体に無茶は禁物です。
ただ知識は存分に蓄えられますから、そこはしっかりと吸収してほしい所です。
感覚の問題なので上手く伝えられませんが、きつい動作の中でも上手く脱力が出来ている時は楽に動かすことができています。
楽~に動かせています。
そういった動作を知ることも大事な成長となります。
簡単じゃなし、地味だし、しんどいし、つらいし、痛いし...とネガティブな表現が多い中で、こうした動作を続ける理由はただ一つ。
自分を成長させるためです。
誰のためでもありません。
文明社会ですから、こういった身体を酷使するような作業は避けられがちです。
いつの時代も、身体が動くことでその先の時代を作り続けていることは変わりません。
自分に厳しくできることが、時に辛い環境を乗り切る原動力になります。
大変だけど、頑張るところなのです。
そういった世界を知ることで、また別の世界を切り開くきっかけにもなりますしね。
子供たちには難しい話ですし、理解に及ばないかもしれない。
でも、そういったことが今後に繋がれば良いなとすごい思います。
わぁ、壮大!
「流れる様に」動ける自分を目指して、一緒に頑張っていきましょう。
人に教えられるようになることも、その目的の一環ですしね。
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