2022.5.17 本日の稽古を終わりにします。
「咄嗟」の話。
今回は「咄嗟」のお話です。
いつ来るかわからないから咄嗟です。
そんな時どうしますか?
最近は物騒な事件が多くて、怖いですよね。
いつその境遇に自分が出合うとも限らない...
そして、そんなときにどうしてら良いかなんてもっとわかりません。
それなら諦めるしかないのか…。
否、準備は出来るのです。
そんな「咄嗟」に対して何が必要なのか、分析してみましょう。
今日の稽古はナイフディフェンス!
刃物に対してどうするか?です。
護身術ですね。
そもそも狂気の上に凶器を持った相手ですからね、勝てるなんて思わない方が良いんです。
まずは、しっかり逃げましょう!
それが護身術の大前提です。
でも、護身術は逃げられないからやる訳ですしね。
もちろん、逃げ方もあります。
それはまた、別の機会にやりましょう。
まずは、相手をしっかりと観ましょう。
どうナイフを構えているのか、どういう風に振ってきそうかなどなど。
これを間違えると刺されてしまって、終了です。
刺されない方法を選びつつ、相手を制圧できれば合格です。
これは言葉では伝わりにくいので、実際にやってみるのが一番です。
残念ながら、子供たちも何度太刀を浴びせられたことか...
ただ、それで良いんです。
刃物の扱い方、こうされたら危ない!という危機感をしっかりと植え付けてもらえれば...。
まずは、声を出して逃げる。
それでもダメなら、立ち向かう。
相手が大人でも、しっかりと空手の動きが洗練されていれば十分ダメージを与えられますし、危機を突破できます。
そういった恐怖も普段からの鍛錬で、打ち消すというか乗りこえることができます。
これも繰り返し繰り返し練習する必要がありますね。
いつだって、基本に忠実に。
身体に落とし込めて、初めて役に立ちます。
もちろん、付け焼刃もあると思います。
しかし、培ってきた、向き合ってきた時間はそれ相応の効果となって、自分に返ってきます。
大変だけど、着実に稽古を積んでいきましょう。
いや~、護身術楽しかったなぁ~!
またやろ~っと。
では、次の稽古も頑張りましょう。
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