2022.7.23 本日の稽古を終わりにします。
「見えててもね」の話。
今回は「見えててもね」のお話です。
見てはいるんです。
そして、理解もしているはずなんです...。
では?
「見えててもね」って事案が発生します。
目で見たことがそのままできる人は間違いなく天才でしょう。
それなりにできる人は沢山いると思います。
そして、出来ない人もたくさんいると思います。
どちらかと言うと、目で見たものをそのまま出来ない方が正解かも知れません。
目にしてすぐに理解できるって、相当器用ですよね。
なので、目で見たものを身体に落として動いて練習します。
この「見えててもね」って事がミソです。
見えているだけでは出来ないのです。
実際に動く。
違いを知る。
お手本をまた見る。
違いを理解する。
お手本通りに動く。
繰り返す。
この違いを知ると理解するは明確に違います。
知るはなんか違うな?レベルの理解です。
理解するはここが違う、ここも違う、こうしたらそうやって動けるのレベルです。
難しいのは自分の動きとお手本の動きが違うっていう事を理解できるかどうか?
ここは子供だけではなく大人も大変です。
出来ないってことを認めるのは難しいですから。
将棋の世界でも最初は大人が負けたときにしっかりと「負けました」と頭を下げる所から始まるそうです。
出来ないを認めるという柔軟な心はどの世界でも重要なんですね。
ただ、出来ないという事はまだまだ伸びしろがあるという事でもあります。
全部が全部と言えませんが、高すぎない目標なら目指せると思います。
志は高くなので、オリンピック目指す!って言われたら考えます...。
ここは、モチベーション次第ですね。
さて「見えててもね」って事ですが、自分がどれだけひたむきに自分の動きを見つめ直せるかにかかっています。
要は、自分次第。
やるもやらぬも自分次第。
さて、どれだけ自分に厳しくできるかな。
自分を甘やかすかな。
どちらもバランスが大事ですからね。
そして、自分のやり方に合わせてやって行ければと思います。
集団稽古なので、どうしても一遍通りに指導になってしまう所も難しい所ですね...
審査会まで残りわずかです。
次の稽古も頑張りましょう!
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