186回目!

2022.9.3 本日の稽古を終わりにします。

 

「動きを見る」の話。

 

今回は「動きを見る」のお話です。

お仕事柄人の動き方をよく観察する癖があります。

あの人とその人とで何が違うのかな?ってすごい勉強になります。

 

今日は足の運びでした。

 

足の速い子と遅い子で何が違うのでしょう?

 

よーく見てると、膝から下の回転数が違いました。

 

膝から下の柔軟性というか、蹴りだした足がおしりに近いところまで来るか来ないか。

 

もちろんそれだけではないのですが、結構目立つポイントでした。

 

走るだけだけの話ではないのですが、上手な人と苦手な人の差は結構分かりやすいのかもしれません。

 

「それ」が変われば動き方が変わる気がします。

 

ほんのちょっとの差。

 

そのほんのちょっとの差が、身体の動き方に大きな差を与える。

 

もちろん、生まれ持ったセンスがその差になることはあります。

 

天才はやはり天才。

 

その強さは他を圧倒するかもしれません。

 

多くの人は努力する才能を持っていますし、その向きがあっていれば天才に追い付くこともできると思います。

 

努力する方向。

 

見極める力。

 

辛さに耐える心。

 

鍛える身体。

 

どれが欠けても思うような結果にはなりません。

 

そして、上手くなりたいという想い。

 

これなくしてはそもそも上達しませんしね。

 

どこまで鍛えてもどこまで鍛錬してもどこまで追い込んでも答えの無い世界。

 

果たしてどこまでいけますか?

 

答えは自分で決めましょう。

 

やれば変わる世界だと、どうしても期待値が高くなってしまいますしね。

 

自分で決めた答えよりもっと先を目指せる場合もあります。

 

想い無くして進めぬ道でもありますから、その子その人の限界を考えて行きたいですね。

 

ただ、動き方が変われば本当に変化しちゃいますからね。

 

そういった瞬間を知ってしまうと、なかなか後押しはやめられないです。

 

ちょっと変える。

 

続ける。

 

また変える。

 

続ける。

 

一つ一つを少しずつ自分のものにする。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!