2022.9.8 本日の稽古を終わりにします。
「狙い目」の話。
今回は「狙い目」のお話です。
動いている相手にどうやって技を繰り出すか。
めちゃくちゃ難しいですよね。
組手ではいくつも注意しなければならない点があります。
相手の動きや自分の立ち回り。
そして、怖さと痛み。
一番は痛みなのかな?
それとも怖さかな。
痛いものは痛い。
怖いものは怖い。
どちらも耐えられなければ、一本取られて負けになってしまう。
怖さは自分の動きを半減させてしまいます。
そして、痛みは自分との闘いです。
それらを軽減させるには、自分の動き方に自信を持つこと。
受けや返し、攻撃のバリエーションや洗練。
これらの繰り返しが自分に大きな自信をもたらします。
さらに安心材料として、相手の動きを読む力や隙を見極めるセンス。
組手の中で直感的に動く場面の方が多いかもしれません。
やはりそこは場数でしょうね。
1人稽古でそこが上手になるのは限界がある気がします。
誰かとの打ち合いの中で自分の技を出す。
相手の技を受けたり流したり。
止まっている的には誰だって打ち込むことが出来ます。
止まっている的に上手に打ち込めなければ、まずはそこからです。
動きの中で相手の技を見る力を養い、自分の身体を操作する。
怖い!だけでは成長できませんからね。
痛みや恐怖と闘いながら、自分をどんどん追い込んでいく。
なかなか簡単にできる事ではありません。
だれもが出来る事でもありません。
空手をやっている人は出来る人の方が多いです。
どこを「狙い目」とするかは自分次第です。
組手だけが空手ではありませんが、魅力の一つです。
自在に動けるようになっていきたいものですね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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