2022.10.12 本日の稽古を終わりにします。
「割り切って」の話。
今回は「割り切って」のお話です。
以前からやってみたかったんですよ。
今日の稽古ではやってみました。
何を?
身体操作の基礎です。
本日の稽古では、空手の要素はほとんど薄くなってしまいました。
ですが、これが出来ることによってより精度や練度の高い身体操作が行えると思います。
指導不足感は否めませんが、とても楽しかった稽古でした。
今回のターゲットは「深部感覚」です。
なんぞや?って話ですよね。
人間の感覚には受け取る情報を知るために表在感覚と深部感覚があります。
ちょっと難しいですね。
簡単には熱いや痛いを感じるのは表在感覚です。
深部感覚は手がどこにあるか?とか目をつぶっても肩を触れられる感覚の事です。
皆さんは、目の前の何かに問題なく手を伸ばして触ることはできますか?
目をつぶっても同じように出来ますか?
目を開けたとしても迷うことなく、途中で調整しなくても触れますか?
深部感覚を利用した動きをほとんどの人は行うことが出来ます。
病気などで障害されない限りおおむね問題なくできる身体操作だからです。。
その精度は?と問われると、どうでしょう?
こういった何気ない操作は意外と大雑把に処理されやすいんです。
細かすぎれば細かすぎるほど操作難易度は高くなりますからね。
針の穴に糸を通すとか思った所にボールを投げるとかそういった操作に影響する動きにもなります。
こういった動きのほとんどは、それらの動作を繰り返し練習することで精度は高くなります。
ですが、そもそもの自分の動きにズレがある場合はそうはいきません。
そのズレを強制するのも大事な要素になります。
子供の内からそういった動きが統制されているもしくは統制されやすい動きを身に着けていることは、いわゆる運動神経にも影響しますよね。
運動パフォーマンスが元々高いって事にもつながりますから。
今回はピンポン玉を使って深部感覚の練習を行いました。
意外と時間がかかってしまう...、そして説明が難しい...
でも、楽しそうに取り組んでいたのでそれはそれでよかったかな~?なんて思います。
子供の可能性は無限大ですからね。
ちょっとでも動かせる枠を拡げたい!って思っちゃいます。
今回のような何かに特化した稽古も楽しいし、取り入れて行きたいですよね。
稽古の枠増やすかな~、理想と現実を詰めねば...
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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