2022.10.27 本日の稽古を終わりにします。
「打ち方のを変える」の話。
今日は「打ち方のを変える」のお話です。
身体の動作ってちょっとしたことで変わるんです。
実践してもらったらちゃんと結果が出ました。
休憩中の一幕なんですが、ちょっとミット打ってみて~ってとある子にお願いしました。
力は強いはずなんだけど、
わきが開いちゃう。
手の伸びきれない。
打つ位置がずれてる。
week pointだけを上げました。
これらがちょっとでも修正されると、ズドン。ってミットの音が変わります。
バシっ、バシって音から、ズドンへ。
これ、受ける方も全然感触が変わります。
そして、打っている方はもっと変わります。
何せ、自分の腕に今までかかったことのない負荷がかかる訳ですからね。
自分の体重をしっかりと腕に伝えることが出来ちゃうと、なまじ鍛えてない拳や手首を痛める結果となってしまいます。
それぐらい自分の身体を使う事って大変なんです。
罰ゲームのように使ってしまう拳立て。
実は超重要な稽古の一つです。
なんなら強い突きを作るにはもっとも効果的かもしれません。
休憩中のたった数分で効果が出るのだから、これを実践できればだいぶ変化してくれるはず...
ただ、最後のミットではあんまり効果持続しなかったのはここだけの秘密です。
追々ね、追々上手になれば良いんですよ。
普段から稽古以外でもちょいちょい色んな子を捕まえては、色々と試してもらっています。
その中から稽古のヒントが生まれたり、指導すべきポイントを教わります。
実は教えているようで、教わっていることの方が多いのかもしれませんね。
指導って奥が深い。
というより、自分が出来る事にも意味がありますしね。
自分が出来る範囲で分かりやすく伝える。これをモットーにしている節もありますから。
ただ、自分の知識内だけでは幅が広がりませんから、色んなものから吸収して取り入れていく必要があります。
本部道場や各支部、他道場や他の格闘技など手本となるものはたくさんあります。
今はコンテンツが豊富な時代です。
上手に付き合えれば本当に目からうろこな情報が溢れかえっています。
良い時代。
見逃していることも沢山ありそうなので、情報網も張り巡らさなきゃですね。
井の中の蛙大海を知らずではせっかくの空手の魅力や身体操法の魅力を伝えきれません。
あまり外ばかり見ていると手元が怪しくもなります。
何事もバランスですね。
これも大事と...。
楽しく、楽しく、時に厳しく、踏ん張ってもらって。
最近やる気が急上昇中の子も居ますしね、指導する側としたらすごい嬉しいです。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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