2022.12.22 本日の稽古を終わりにします。
「音の違い」の話。
今回は「音の違い」のお話です。
やり方一つで、全然違います。
ついでに威力も異なります。
今日の稽古では蹴る時のワンポイントアドバイス、レッスンを行いました。
速い蹴り=強い蹴りではないです。
力を入れた蹴り=強い蹴りでもありません。
ミットを蹴る音が良い=良い蹴りでもありません。
それぞれを兼ね備えてこそが良くて強い蹴りです。
ミットを持っているとすごく重たい蹴りとなります。
素早く重たい蹴りはミット越しでも受けるの嫌ですからね。
そんな蹴りをぜひ目指してもらいたいです。
さて、そんな蹴りを打つためには...?
まずは膝の使い方が大事です。
鞭は凄まじい威力で対象物を破壊します。
人間の身体がそれほど柔軟な動きはしませんが、それを模した動きは可能です。
各関節がしなやかである必要はありますからね。
そこに筋力が加わることで、そりゃもう威力倍増ですよ。
ただ、人間は力む生き物ですからね。
相手に力を伝えるその瞬間まで丁寧な力のコントロールが必要です。
どういった身体の使い方をするか。
どうやって力を伝えるか。
どうしたら思った通りの動きとなるか。
反復練習とトライ&エラーが必須です。
ローマと同じく一日にして成らず。
ちょっとずつ頭で考え、身体で覚えこませる。
その結果が、すばらしく重たく素早い蹴りが出来上がります。
理想を掲げること、相手を倒すイメージを持つことが大事です。
常に想像力が必要ですよね、空手って。
突きも同じですね。
どの攻撃も一撃必殺の基に稽古に励みますから。
不利な状況、不安定な環境でも常に一定の威力となる様に鍛えて行きたいですね。
とり急ぎ分かりやすいミットを蹴った時の音の違い、ちょっとの稽古で変わってくれましたからね。
そういった分かりやすい変化をなるべくわかりやすく伝えていけたら何よりです。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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