2022.12.24 本日の稽古を終わりにします。
「次の動き」の話。
今回は「次の動き」のお話です。
空手は受けから始まります。
受けたらどうしますか?
今日の稽古では受け返しをやりました。
空手は常に受け身です。
自分から攻めるのは組手だけです。
護身の意味合いが強いので、決して自ら誰かを怪我させるために武力を使うことはあり得ません。
ですが、受けるだけではいつかの場面で相手を制することはできません。
相手を制するためにも受け返しが必要です。
慣れていないと攻撃をされた時にびっくりして動きが止まってしまう事が多々あります。
相手の動きを交わすことが出来ても、攻撃に転じることは難しい事もあります。
また、避けることが出来ても次々と攻撃をされてしまう事もあります。
出来る事なら、相手の攻撃は素早く避けて相手の動きを制止したい。
そのためには、ぎりぎりで避けて素早く攻撃に転じる必要があります。
こういった稽古をするとそれぞれの反応が面白いので好きです。
大げさに避ける子。
ギリギリ過ぎて受けてしまう子。
すごくスムーズに蹴り返してくる子。
各々が違った動きをしてくれるので、こちら側もそれぞれに反応が出来る様に受ける必要もあります。
受け返しに答えはありませんので、自分にとってやりやすい受け返しを覚えてもらえればいいですね。
一番は、攻撃されたらすぐ逃げる!!です。
最大の護身術は「大声を出す」「すぐにその場から離れる」ですからね。
どうにもならない時だけ、受け返しましょう!
万が一の時のための稽古です。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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