2023.2.18 本日の稽古を終わりにします。
「合わせて動く」の話。
今回は「合わせて動く」のお話です。
これは簡単ではないですよね。
でも、やればできるはず...。
エンターテインメントにも良くありますが、大勢でダンスを踊る事ってありますよね。
全員がビシッと足並み揃えて動くというのは決して簡単な話ではありません。
人間は人それぞれですからね。
幾重にも練習を重ねた結果、ようやく息を合わせた素晴らしい演技になると思います。
さて、山武支部でもこういった動きを練習し始めました。
演武ですね。
何人かで様々な型を通して曲に合わせて披露する。
迫力あるものとなるでしょう。
その中の見せ場に約束組手というものがあります。
だれがいつどこでどんな風に打つか、そして誰がどうやって受けるか。
打つ方が遠慮しては迫力無く、倒される方も真剣でなくては倒されたかもわかりません。
どちらが欠けてもカッコよさから遠ざかります。
約束組手をするうえで大切なのは、しっかりと約束通りに動けるか。
「合わせて動く」事が出来るかです。
複雑さが増せば増すほど、怪我や事故のリスクが高まります。
また、複雑さが増せば増すほど魅力的で迫力のある動きとなります。
これにはたくさんの練習と相手への信頼関係が重要です。
チームワークにもなりますしね。
引き立てる役がいるからこそ引き立つ人がいる。
縁の下がいるから、土台が安定する。
カッコいい方!は果たしてどちらでしょうか?
どちらもカッコいいが正解です。
ただ、正解するよりもお互いの魅力をしっかりと理解したうえでのカッコいいを目指して欲しいですね。
目先のカッコよさよりも、これからも続けられる地力を。
どんな動きにも合わせられる応用の効く身体機能を。
こうした何気ない取り組みが、人生や仕事に大きな影響を及ぼすでしょう。
ひとつの視点しかない考え方よりも、複数の視点を理解できる方が大変ですが包容力も高まりますしね。
そんな人たちをこの演武を通して、より高めて行けたらと思います。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
コメントをお書きください