2023.3.4 本日の稽古を終わりにします。
「流れ」の話。
今回は「流れ」のお話です。
どんなものにも「流れ」があります。
こうしてこうなって、ああやって的なやつですね。
「流れ」を知ることは、身体を動かしたり学ぶ際にとても重要です。
ここでは何をしなきゃいけないのかな?とか
今はこれをやるところ!とか
こんな風にしたら良いかも?とか
こうしておこう!とか
動き方に対する予測が付けられますからね。
この「流れ」を知るためには、数をこなすのが最短ルートでしょうか。
人によって覚え方は異なるので、きっとそれぞれのやり方があると思います。
ここを一遍通りにしてしまうと、躓いてしまう人も居るでしょうね。
伝えるまでは一定のやり方、そこからは自分流って感じですかね。
空手だと百人いれば百人流の流派が出来上がると言われます。
それだけ自己流の解釈が産まれるという事でしょう。
私自身、支部を担当していますから本部の「流れ」を汲むのは当然ですが、細かい所で変わっている部分もあるのだと思います。
支部それぞれの雰囲気もありますし、代えがたいものだとも思います。
さて、稽古の中で一番「流れ」を意識するのは「型」でしょうか。
この「型」には動きに意味があります。
いわゆる「分解」ってやつですね。
この動きにはこういった意味があるよ。というものが存在します。
そりゃあそうなんですが、ただ「型」をやっているわけではないんですね。
空手は必ず「受け」から始まります。
自ら攻撃することはありません。
あくまで自衛。
護身なんでしょうね。
何かあったときにすぐに対応するための、「型」。
「流れ」を知ると格段と覚えが良くなるうえに、とても上手になります。
ただ、最初からそれをやると頭がこんがらがるのかもしれませんね。
まずは、「流れ」を身体で知る。
知ったら、次は頭で理解する。
理解できたら、さらに身体で極める。
この道のりはとても長いものでしょう。
簡単にとはいきません。
楽しいけど、地道で苦痛も伴います。
大変だけど、乗りこえた先にはすごく魅力的な動きとなります。
超、理想!
そうなりたいですね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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