231回目!

2023.3.4 本日の稽古を終わりにします。

 

「流れ」の話。

 

今回は「流れ」のお話です。

どんなものにも「流れ」があります。

こうしてこうなって、ああやって的なやつですね。

 

「流れ」を知ることは、身体を動かしたり学ぶ際にとても重要です。

 

ここでは何をしなきゃいけないのかな?とか

 

今はこれをやるところ!とか

 

こんな風にしたら良いかも?とか

 

こうしておこう!とか

 

動き方に対する予測が付けられますからね。

 

この「流れ」を知るためには、数をこなすのが最短ルートでしょうか。

 

人によって覚え方は異なるので、きっとそれぞれのやり方があると思います。

ここを一遍通りにしてしまうと、躓いてしまう人も居るでしょうね。

 

伝えるまでは一定のやり方、そこからは自分流って感じですかね。

 

空手だと百人いれば百人流の流派が出来上がると言われます。

 

それだけ自己流の解釈が産まれるという事でしょう。

 

私自身、支部を担当していますから本部の「流れ」を汲むのは当然ですが、細かい所で変わっている部分もあるのだと思います。

 

支部それぞれの雰囲気もありますし、代えがたいものだとも思います。

 

さて、稽古の中で一番「流れ」を意識するのは「型」でしょうか。

 

この「型」には動きに意味があります。

 

いわゆる「分解」ってやつですね。

 

この動きにはこういった意味があるよ。というものが存在します。

 

そりゃあそうなんですが、ただ「型」をやっているわけではないんですね。

 

空手は必ず「受け」から始まります。

 

自ら攻撃することはありません。

 

あくまで自衛。

 

護身なんでしょうね。

 

何かあったときにすぐに対応するための、「型」。

 

「流れ」を知ると格段と覚えが良くなるうえに、とても上手になります。

 

ただ、最初からそれをやると頭がこんがらがるのかもしれませんね。

 

まずは、「流れ」を身体で知る。

 

知ったら、次は頭で理解する。

 

理解できたら、さらに身体で極める。

 

この道のりはとても長いものでしょう。

 

簡単にとはいきません。

 

楽しいけど、地道で苦痛も伴います。

 

大変だけど、乗りこえた先にはすごく魅力的な動きとなります。

 

超、理想!

 

そうなりたいですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!