2023.3.16 本日の稽古を終わりにします。
「素早く」の話。
今回は「素早く」のお話です。
「素早く」動く必要があるんですよね。
ジーっとしてたら、やられたい放題ですよ…。
空手のみならず、ジーっとしているスポーツはありません。
そして、何も考えずにいられるスポーツもありません。
相手の動きをとらえ、予測し、その先の動きに合わせて自分の動きを変える。
ヒマなんてありませんね。
相手に打たれるのが嫌なら打たせないほど打ち込めばいい。
相手の打撃が怖ければ、相手の打撃を受けない様に躱せばいい。
誰だって痛いのは嫌。
痛くても大丈夫なのはその先で相手を倒せるからです。
赤ちゃん相手に恐怖を抱く人も居ませんし、子供相手に大人が怯むこともないでしょう。
子供も親をなめていれば、口答えやふざけた態度をとるのと一緒ですね。
怖さがなくなれば、人間は自分のペースで動くことが出来ます。
あまりいい例えではなかったのですが、相手より自分が優れているという自覚は大事ですね。
自己肯定感が高すぎると見誤った挙句、失敗に至ります。
大体の場合は怖さを乗り越えられれば何とかなりますしね。
最近の稽古の裏テーマですが、「素早く」を掲げています。
自分のペースで動くためには、自分が優位に立ち回れるように動き回る必要がありますね。
そのための「素早く」です。
「素早く」攻撃、「素早く」回避、「素早く」移動。
なんでもかんでも必要な技術かも知れません。
焦るというか、急ぐというのは自ら動くことで出来るものですからね。
自分の身体を操作し、行動するにはそもそものポテンシャルを高めることも重要です。
最初の1度も、先に延びれば大きな違いです。
今のうちに他を突き放す1度を手に入れておきたいですよね。
この場で頑張るかそうでないか。
サポートする手はずは済んでますからね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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