2023.3.30 本日の稽古を終わりにします。
「知ってるのよ」の話。
今回は「知ってるのよ」のお話です。
そう、「知ってるのよ」なんです。
なんだかんだで、聞いては、いるんです。
稽古をしていて、指導することは大いにありますよね。
というか、指導するのが前提です。
この指導に対し、自分の動きを変化させていく。
理想的ですね。
ですが...。
聞いていても指導前と変わらない事もあります。
押忍!とは言えるんですけど、自分の身体にまでその指導内容を反映させられない。
これはよほど自分の意識を変えないと難しいって話なんですけどね。
大人だって大変です。
それで!
なんですが、この指導したけど変わらない。
じゃあ、聞いてないんだ!
では無いんです。
ちゃんと「知ってるのよ」なんです。
どういうことか?というと…
こちらが間違った動きを見せると、しっかりと間違いは指摘できるんです。
間違った動きは分かっている!
ダメな動きも、これは良くない!も知っています。
そう考えると、指導内容はちゃんと伝わっていることがわかりますよね。
ではなぜ?
これは単純です。
眼で見た動きと、自分の身体の動きが不一致だからです。
言葉では簡単ですが、実際にやろうとなるとそうはいきません。
見たものをそのまま出来るようになるなら、そんな簡単な事はありません。
もはや天才レベルです。
憧れますがね...。
ほとんどの人はひたすら練習を繰り返して出来る様になる秀才の人ばかりです。
「知ってるのよ」をどうやって、出来ている!に変えるか?
繰り返し自分の身体に言い聞かせる。
それも、意識しながら自分の身体を動かす。です。
大人でも意識しながら動くというのは大変なんです。
無意識でも出来るぐらい反復練習できていれば簡単になります。
動きに慣れることが出来れば頭で考えなくても身体が勝手に動きます。
そういった領域になるまで練習と意識を保つことが出来れば良いんですけどね。
そのためには大変な労量となります。
一回の稽古でも意識して取り組む。
それが積み重なると…
めっちゃ上手になる!!
1と0の差は歴然ですからね。
0はずっと0のまま。
1なら次は2、つつけば10でも100でも1000でもなります。
審査会も近いですからね、積み重ねて行きましょう。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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