254回目!

2023.5.11 本日の稽古を終わりにします。

 

「聞いているみたい」の話。

 

今回は「聞いているみたい」のお話です。

実は「聞いているみたい」なんです。

外からはそうは見えないんですけどね。

 

本日の稽古は演武練習も行いました。

 

締め切りまで1カ月ですからね、完成が楽しみです。

 

山武支部として演武を行うのも今回が初。

 

本部での演武経験のある道場生を中心に行ってもらっていますので、色々とたどたどしさもあります。

 

ですが、これを乗り越えて新しく山武支部の演武として確立出来たら嬉しいですね。

 

今在籍している道場生も演武とは~?って感じでしょうから、本部や他支部の演武を見て経験値を積めたら何よりです。

 

さて、「聞いているみたい」の話です。

 

演武の練習の傍ら、演武に参加しない子もいる訳で。

 

理由は様々ですし、そこは別にって所なんです。

 

それよりも、意外な事実が発覚ですね。

 

まだ幼年部の子なんですが、一緒に型の練習をしていたんです。

 

先を見据えて演武に参加できたらいいな~っ思いますしね。

 

そしたら...。

 

出来始めているんですよね。

 

型が。

 

一緒に動いてみてというか、こうして一人一人にベターってついて稽古することがほとんどなくなってしまっているので、楽しいんですよ。

 

自分の型も相手の型も見つつ指摘しながら、自分の動きも確認しつつ。

 

一緒に稽古をしていました。

 

動けているんですよね。

 

次はこうだよって指導しながら、動きを待ちながら。

 

はぁ~、聞いているんだな~って感心してしまいました。

 

まさに「聞いているみたい」なんですよ。

 

普段の稽古の様子ではおよそ流して聞いてるのかな?って思っていることも、ちゃんと頭のどこかに存在している。

 

心のどこかにちゃんと仕舞われている。

 

小さいから理解しづらいとか。

 

大人だからわかるよね?とかではなく。

 

ちゃんとどこかしらに響いているって事ですよね。

 

後はどうやって引きだすか。

 

それは私が引きだすだけではなく、自分でぶち破ってくるかもしれないです。

 

もしかしたら、まーったく関係の無い所から芽を出すかもしれないですからね。

 

今日の稽古ではそんな一幕を目の当たりにして、すごくほっこりしました。

 

あ~、今日はご褒美だな~って思いました。

 

そういった場面に沢山出会えるようにしていきたいですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう。!