256回目!

2023.5.17 本日の稽古を終わりにします。

 

「守るのです」の話。

 

今回は「守るのです」のお話です。

これが出来ないとマズいです...。

基本中の基本、そして一番大変!

 

「守るのです」、自分の身体をフル動員!!

 

空手では必ず受けから始まります。

 

自ら攻めるのではなく、相手の攻撃を受け流し制することが目的だからです。

 

傷をつけるのではなくあくまで自衛。

 

護身術です。

 

頭や心臓、身体の中で護らなければならない部分は沢山あります。

 

その中でも特に重要な所と犠牲をさせる部分があります。

 

本来ならばどこ部位も犠牲にして良い訳ではありません。

 

あくまで致命傷を避けるために多少の犠牲を払うという事です。

 

頭や身体の正中には急所がありますからね。

 

どこも怪我をすれば動きは鈍ります。

 

こちらの傷は最小限に。

 

相手の凶暴な武力をどうやって制圧するか。

 

この制圧は一朝一夕では成り立ちません。

 

長い年月をかけて培えるものであります。

 

もちろん、そういった知識や技術を得たうえでって事ですけどね。

 

相手がどうやって動いてくるか?

 

これを知るのも普段の稽古から得るものがほとんどですからね。

 

咄嗟の狂気に反応できる人なんていません。

 

普段からそういった場面を想定している必要もありますし...。

 

どこが危ないのか。

 

どうして危ないのか。

 

逆に、どこは危なくないのか。

 

どこなら良いのか。

 

そういう経験をどんどん吸収してもらえたら良いですね。

 

簡単じゃないからこそ、乗りこえてもらいたい。

 

今は自分の身を護る。

 

そして、いずれは誰かの身を護れるようになって欲しい。

 

願わくばそういった場面が無ければ幸いです。

 

こういった努力は人生の土台をより強固にしてくれますからね。

 

決して無駄にはなりません。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!