2023.7.5 本日の稽古を終わります。
「楽しそう」の話。
今回は「楽しそう」のお話です。
子供たちって倒すの好きですよね。
しっかりと倒されてきました。
今日は護身術というか身体操作というか、引き手に注目した感じの稽古にしました。
その一環で、如何に相手の姿勢を崩すか?にフォーカスが当たってます。
上手く引き手が出来ればゴローンて転がってます。
この引き手、とっても難しいんですよ。
見た目では手をしっかりと引いている状態です。
引き手ですからね。
ただ、引き手に至る過程が大切です。
1つは護身の様に相手の姿勢を崩すための役割。
1つは打ち手の威力を高めるための操作として。
1つは次の一手の為の準備として。
引き手にも色んな目的があります。
どれか1つでもかなっていれば良しです。
空手だけの話ではありませんが、基本的に人間は1つ以上の動作を同時に制御します。
意識下でなければ簡単にやれる事がほとんどです。
意識しだすと途端にめちゃくちゃ難しくなります。
ましてや、こうやってこうします!みたいな形が決まっていると特に大変です。
それなりならちょっとやれば多くの人が会得できます。
空手っぽ~いです。
空手!ってなるなら、やはり以上の努力が必須です。
どんなことも努力や継続的な練習の結果、「○○?簡単だよ~」ってなります。
重ねてきた日々があってこその言葉ですけどね。
簡単そうに見えるのは一生懸命稽古してきた結果ですからね、すごい事です。
引き手だけの話ではありませんが、各々の動きが移動稽古や型稽古の時に重要になります。
引き手が無いとしまりが悪かったり、動きの緩急がなかったりと実は打ち手よりも大切かも…。
一種の攻撃技かもしれませんね。
こういった稽古で気付いてもらえればいいんだけどな...。
転がされて気付いたのですが、受け身ってすごい大事ですよね。
固い床で何回も転がってたのですが、如何に痛みを減らすかって身体を上手く使わないと痛いだけでした。
良い練習でしたね。
柔道の受け身も勉強しようって思いました。
練習大事。
転がってるのを見て楽しそうにしていたので、またやろうかな?って思います。
というか、逆もやってほしい...。
転がるではなく、引き手で崩されてほしい方ですけどね。
色んな稽古の方法があると思うので、また探していかねば!!
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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