304回目!

2023.9.9 本日の稽古を終わりにします。

 

「人数」の話。

 

今回は「人数」のお話です。

山武支部もおかげさまで道場生が少しずつ増えてきました。

めちゃくちゃありがたい。

 

本日の稽古では代わる代わる打ち込みや受け返しやら「人数」が多い事を活かした稽古を行いました。

 

人がいるだけで稽古のバリエーション無限大ですからね。

 

人が変われば打ち方、威力、動き方、間合い、全てが異なります。

 

同じ稽古を受けていても全然違います。

 

これはすごい事ですよね。

 

この違いは稽古をする上での目を鍛える良い手段だと思います。

 

相手に応じて対処する方法を勝手に学べますからね。

 

そういった意味でも「人数」が多い事はメリットが大きいです。

 

ただ、伝えたい事も分散してしまう事もありますのでデメリットも割と大きいかも…。

 

「人数」がいるとライバルが出来たりもします。

 

あいつには負けたくない!!

 

っていう感情はすごい重要です。

 

もちろん仲間なので助け合いや仲良くなんてありがたいな、なんて思います。

 

ですが、高みを目指すと必ずどこかでぶつかる必要があります。

 

どちらかの方がおっしゃっていました。

 

優勝するのは1人(チーム)だけ、残りは敗者を経験すると。

 

そりゃそうだ!って思いますよね。

 

でも、その視点は無かったと思いました。

 

ほとんどの人は敗者を経験します。

 

この敗者って言葉は単純に負けを意味します。

 

負けをどう捉えるか?

 

ここに成長の度合いが格段に変わっていきます。

 

常に敗者を経験するともういいやって心が腐りがちです。

 

この気持ちをどうやってコントロールするか。

 

課題ですよね。

 

「人数」が多ければこの課題に対する捉え方も人それぞれです。

 

そういった意志の違いも成長の一端を担っていますからね。

 

関わる「人数」が多いことはそれだけ成長する機会があるという事です。

 

ただ、関わりたくない人も出てきます。

 

積極的に関わりたい人も出てきます。

 

そんな対応の仕方も学校生活や習い事などでの集団生活で培ってもらえたら、嬉しいですね。

 

教える側として冥利に尽きます。

 

これからも山武支部の活動を広げて行くために地道に精力的に動く予定です。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!