306回目!

2023.9.14 本日の稽古を終わりにします。

 

「打ち方」の話。

 

今回は「打ち方」のお話です。

突きの話だとすると「打ち方」は沢山あります。

どうやって打つべきか。これは難しい。

 

本日の稽古では「打ち方」に注目してみました。

 

止まったミットに打つのは簡単です。

 

ただ、威力を出すのは難しいかもしれません。

 

では、動く相手に打つとしたら…?

 

威力はもっとでません。

 

動く的に当てる技術はとても難しいのです。

 

そもそも「打ち方」とはなんぞやですよね。

 

突き。

 

手を握ったまま対象に当てる事。

 

この突き、分解すると…

 

手を握る→手の握り方。

 

手首→手首の位置。

 

前腕→前腕のねじり。

 

肘→肘頭の向き。

 

上腕→力み

 

肩→向き

 

でしょうか?異論や修正案は沢山あると思います。

 

どれか一つが欠けても威力は下がります。

 

全て万全だとしても対象との位置関係が悪ければ落ちます。

 

止まった状態だと上手く出来るはある意味当然です。

 

止まった状態から動きながらにどうやって上手に行えるか?ですね。

 

これは一つ一つの動きを意識しながら動作を行う事で少しずつ洗練されていきます。

 

蹴りもそうです。

 

もちろん、動き方の癖もあります。

 

これを改善させるのはプロ野球選手が行う投球フォームやバッティングフォームの改善と同じレベルの話です。

 

とりあえず自分の「打ち方」を一度いろんな角度から確認することをお勧めします。

 

意外と自分の背中は見えていませんからね。

 

また、組手では一撃必殺を目標としたい所ですが実際はそうはいきません。

 

いくつかのブラフの先に目的となる一撃を与えます。

 

このブラフも使い方が正しいと高威力となりえます。

 

動きながら「打ち方」を学ぶ。

 

打たれながら「打ち方」を学ぶ。

 

考える事が沢山ありますね。

 

簡単ではありませんが、少しの積み重ねが大きな差となります。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!