2023.9.28 本日の稽古を終わりにします。
「大丈夫?」の話。
今回は「大丈夫?」のお話です。
その稽古をするにあたり、「大丈夫?」ってなります。
怪我をさせないように、しない様に...。
今日の稽古では受け返しや打ち込みを行いました。
人に向かって打ち込む稽古は性格が出ますね。
強く打っていいよ!とは言いますが、遠慮してぺちぺち打つ子も多い気が...。
これは慣れですかね。
打っても大丈夫!って感覚は、相手の強さに比例します。
小学生が幼年部に本気で打つようなことはしませんが、中学生に打ち込むのは大丈夫!って思うような感じですかね。
ミットに向かって打つのはある程度強く打てますが、それでも弱さを感じる打ち込みになってしまう。
強く打ち込む!って意識がどうしても薄くなりがちです。
きっと、頭の中ではすごーく強く打っているんでしょうけどね...。
頭の中のイメージと身体を通しての発現がズレている事でしょう。
もしかしたら根本的に強く打つ!っていう言葉とイメージの理解がかけ離れているかもしれません。
自己認識の差とも言えます。
それこそ、「大丈夫?」って事です。
眼で見た現象と自分を通して起きている現象の差をしっかりと理解する。
これは大人でも難しいでしょう。
むしろ、そんな意識して自分の行動を見直していないと思います。
こうやったらこうなるかな?とか。
こうしたらどうなるのか?とか。
どうしたらこうなるのかな?
なんて、予測や行動の修正が必要ですからね。
普段の稽古でここまで意識してくれたらすっごい有難い話です。
ちょっとずつで良いんです。
上手になるための、自分の身体を動かしやすくするための一歩です。
きっと空手はこれからもずーっと無くならないでしょうからね。
空手を通じで自分の身体を操っていけたなら嬉しいです。
強く打つ!を体現するには、力み過ぎはご法度です。
柔よく剛を制すとも言いますし、力の使い方を知る必要がありますね。
脱力や関節の連動などなど色んな理論があります。
どれも実現するには一朝一夕ではできません。
少しずつです。
塵の様に少しずつ積み重ねていけたなら数カ月、数年後は厚みのある動きとなります。
目指すのは今の稽古の振り返り。
大切なのは稽古の積み重ね。
稽古をするためには色んな人の関りがあります。
直接的でも間接的でも色んなことに感謝を表しつつ、励んで行けたらです。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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