336回目!

2023.11.30 本日の稽古を終わりにします。

 

「こだわるために」の話。

 

今回の「こだわるために」のお話です。

これが無いとただただ技を浪費するだけですね。

せっかくの技なら、「こだわるために」何をしますか?

 

今日の稽古では今週末に控えた審査会に向けてラストスパートです。

 

ひたすら移動、型、移動、型、移動、型...。

 

実際はそんなにたくさんの数を反復できませんが...。

 

ずーっとそれでも良いのでは?

 

そのために稽古時間を設けているのだから沢山やりなよ?

 

それはごもっともです。

 

ですが!

 

あくまで道場稽古。

 

皆でやる稽古です。

 

審査会を受けない子も居ます。

 

組手の為に稽古を頑張る子も居ます。

 

上手になるために稽古に来ている子も居ます。

 

どれか一点に絞ってやる時間は専用の時間を設ける必要があります。

 

だって、せっかく稽古来たのに目的の稽古が出来ないのではせっかくの大事な時間が徒労に終わってしまいます。

 

「無駄だった~」なんて、思わせたくありません。

 

どこか一つでも上達する。

 

どれか一つでも理解する。

 

何か一つでも前よりスムーズになる。

 

これを生来の目的に据えてますから、特化稽古は別枠に設けた所です。

 

どの場面のどこでもいいので、一つ前回より上手になった自分を持って帰ってほしいと思います。

 

厳しいことも言います。

 

褒められる所作は褒めます。

 

頑張っているなら労います。

 

当たり前だけど、当たり前に流さない様に自分に言い聞かせます。

 

空手の技はどれも「こだわるために」必要なものがあります。

 

「根気」です。

 

これは~って言われたから、これを修正する。

 

~だから、身体の使い方を変える。

 

~が必要だから~する。

 

全部、「根気」です。

 

なぜなら、自分を変えないとその目標には達成しませんから。

 

もちろん、ありのままで対応できるものもあるでしょう。

 

より魅力的に。

 

より洗練した。

 

よりカッコいいには、「こだわるために」「根気」が不可欠です。

 

自分を変える幅は人それぞれ。

 

正解はありません。

 

空手は老若男女問わずいつからだっていつまでも上達することが出来ます。

 

大変だけど、ちゃんと成果が出る。

 

そこから先、「こだわるために」何をするか?

 

奥が深すぎます...。

 

楽しい。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!