2024.3.14 本日の稽古を終わりにします。
「移動の仕方」の話。
今回は「移動の仕方」のお話です。
動き方には理由があります。
今日は移動稽古の意味について考えてもらいました。
今日の稽古では移動稽古を行いました。
「移動の仕方」はすごい大切です。
何が大切か?ですが、これが少しずれただけで威力が変わってきますからね。
例えばミット打ち。
何にも考えずに力いっぱい打つ。
これはもちろん威力があります。
身体を使って打っているか?というとこれは違います。
空手では身体を使うことをとても意識します。
身体とは手だけではなく、全身でという事です。
突きなのに足を使う。
蹴りなのに手を使う。
打ち込むのに立ち方が大事とかとか。
一見関係無さそうな所が重要です。
身体全体を連動させることで余すことなく全身の力を使うことができます。
×2倍×3倍×10倍とその威力は格段に変わります。
ただここで一つ注意もあるんですよね。
威力が上がる=自分にもその反動が来る。です。
作用反作用の法則が身体に働きます。
特に手首や足首は関節機構が複雑なので結構簡単に壊れやすいです。
少し気を付けることで簡単に威力を挙げることができますが、その変わり自分にもその反動が大きく返ってくる。
そのためにも普段から拳立てやスクワットなどの補強があります。
常に手首や足首を鍛える必要があるのは、自分の威力に耐えるためです。
こちらも関連性ありですね。
常に無駄なく循環的につながっていますから、稽古では一つも取りこぼしたくありません。
ただ、時間がそれを許してくれるなら…。
本題からそれましたが、今日やった「移動の仕方」。
いわゆる物体の抵抗を最小限にした状態で重心移動をする。ですね。
重心の遊動。
身体剛性。
スムーズな関節連動。
どれ一つとっても簡単とは言いません。
感覚は掴めても使いこなすって鍛練の賜物。
足の開き方からこれで合ってたっけ。
手の高さを気をつけなきゃ。
帯の高さは~。
なんて、昨日より、前の稽古より上達していればそれで良いんです。
ちょっとだけも少しずつでも自分に厳しくして変えていけたらそれが稽古に大きく影響します。
大変だけどね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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