2024.3.23 本日の稽古を終わりにします。
「見せる」の話。
今回は「見せる」のお話です。
普段の自分を「見せる」って結構恥ずかしいですよね。
見せ慣れるって大事かもしれません。
今日の稽古では型や打たせ稽古などを行いました。
型稽古の一幕で、各々自分の課題の型をみんなの前で披露してもらいました。
なるべく同じ型同士が一緒にならない様に配置して、自分のありのままを披露です。
その型をする人が自分しかいなければ、頑張る!しかありませんからね。
緊張との戦いですし、勇気が要ります。
みんなの中なら一人が注目されることは少なくなりますからね。
山武支部や本部でもそうですが、演武祭で大勢の前で舞台に立つ経験や審査会で型を披露する機会はありますから離れしやすい環境かもしれません。
大勢の前に立つ事が多い子はやはり舞台での安定感も抜群です。
緊張も適度で済んでいるのかもしれませんね。
自分の成果を「見せる」というは自信を得るために重要な過程の一つだと思います。
それが完成していなくても「見せる」事は大切です。
大人だけではありませんが、中途半端を「見せる」のはカッコ悪いと思いがちです。
もちろん私自身もすごく苦手な部分です。
出来れば恥はさらしたくありませんから…。
でも、最初からは出来ません。
「見せる」事で改めて何が足りないのか?を知るきっかけになります。
知った先で改善していければ良いだけですからね。
出来ないは悪ではありません。
実は恥でもありません。
挑戦しているその過程を馬鹿にされる筋合いもありません。
何もしないのに馬鹿にする人より挑戦して苦労している人の方が私は断然敬意を表します。
「見せる」って動き出しているだけすごい事ですから!
そういった機会を経てどんどん太く大きく成長してもらえたらと思います。
苦手だと思っている自分の殻を破るのは案外些細なきっかけかもしれません。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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