2024.4.13 本日の稽古を終わりにします。
「形の見直し」の話。
今回は「形の見直し」のお話です。
何回やっても満足した形になりにくい…。
これは永遠のテーマだと思っています。
今日の稽古では「形の見直し」を行いました。
「形の見直し」は主に型や移動についてですね。
動きが整えば、組手にも応用効きますし何より身体強化ばっちりです。
型や移動の中で鍛えられるものも沢山ありますから、動きを知ることは大切です。
「形の見直し」をする上でいつも悩むのは、「なんでそれが必要か?」。
どうしてその形じゃないとだめなのか?
その動きにどんな意味があるのか?
そんな疑問がいつも湧きあがります。
空手では見取り稽古が多く、丁寧に説明、指導って難しい気がします。
個別ではいくらでも可能ですが、一対複数ではどうしてももれてしまう。
全体に伝えても自分で聞き入れられる子だけではありませんし、集団の中では意識が薄れやすい。
同調圧力もあるけど、細部を丁寧にとはいかず…。
教え方もあるけど、やっぱり自分で気付くのが一番効果的だと思います。
あ、こうしたら良かったのか?
とか。
この方がやりやすい!
とか。
私自身、稽古を通して年々ノウハウが積み重なりますし、未だに新しい発見があります。
最初に気付いていれば…なんてことも沢山あります。
発想力と言えばそれまでですし、実は教わっていたのを忘れているだけかもしれません。
「形の見直し」をテーマにした今日の稽古では最初に習う型から初めて、黄色線まで型を通してみました。
習っていない型を見よう見まねで行う子もいれば、止まってしまう子。
自分の知っている型をひたすら繰り返す子。
十人十色の反応にある意味思惑通りです。
あえて帯上の子たちに見本になってもらい、少し緊張感と先輩の威厳を持ってもらいつつ、忘れていないよね?という圧力もちょっとかけながらの通し稽古。
自分としては結構好きなんですよね。
型稽古、好きです。
移動稽古も好き。
嫌いな稽古の方が少ないか…。
どの稽古もしっかり相関関係にありますからね、空手のどれか一つでも好きになってくれたら最高です。
「形の見直し」から形の研鑽になってくれたらより嬉しい!
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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