403回目!

2024.5.29 本日の稽古を終わりにします。

 

「擬音」の話。

 

今回は「擬音」のお話です。

ズドーン!とかぺしとかふにゃんとかとか。

この「擬音」を聴いてどんなイメージが思い浮かびますか?

 

今日の稽古では基本稽古を見直してみました。

 

審査会に向けて、型の試合に向けて、組手の試合に向けて。

 

いずれにしても基本稽古をないがしろにしては成り立ちません。

 

この基本稽古がしっかりと出来ていれば、いずれの動きも洗練されていきます。

 

全部派生した動きですからね。

 

理論的な話をすれば理解はされやすいと言われています。

 

〇〇だから、△△をして、××だから□□をするんです!

 

こんな言い方をしてもらうと分かりやすいと思います。

 

それが、ここはカチッとしてもらって、こっちはバーンと、この時はズンズンとやりましょう。

 

ではわかりづらいかもしれません。

 

「擬音」も使いどころを考える必要がありますね。

 

今日はこの「擬音」を威力のイメージとして使ってみました。

 

ぺちょんって弱そうなイメージで、威力がありそうには聞こえません。

 

突きを打つなら、ズドン!ってイメージでしょうか。

 

バシッ!!でも良いかもしれません。

 

ふんわり打つもちょっと違いますね。

 

相手にダメージを与えるイメージをどれだけ意識して稽古できるか。

 

こうした「擬音」をうまく使うと、自分の身体はそれに合わせて変化していきます。

 

あ、あの相手は強そうだなぁ…。

 

より。

 

あの相手には負けない!

 

のメンタルが大切です。

 

相手が優位と思ってしまえば、こちらは委縮しますからね。

 

もちろん優勝候補に勝つにはそれ相応の努力と運が必要です。

 

勝負は水物ですから、その時が来るまで何が起きるかわかりません。

 

そのために、普段からきつい稽古をしていますし、きつい稽古に向き合っている自分がいるはずです。

 

その稽古の精度を上げるためにも、「擬音」をうまく使うのも一案だと思っています。

 

自分の攻めには強いイメージを。

 

自分の受けには鉄壁のイメージを。

 

稽古の時から脳のリミッターを外せるイメージは欠かかせません。

 

人間は行動する際に、本能的にブレーキをかけながら行動しています。

 

「擬音」がそのブレーキを外す一歩かもしれませんね。

 

しばらく、やろうかな。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう。