2024.5.29 本日の稽古を終わりにします。
「擬音」の話。
今回は「擬音」のお話です。
ズドーン!とかぺしとかふにゃんとかとか。
この「擬音」を聴いてどんなイメージが思い浮かびますか?
今日の稽古では基本稽古を見直してみました。
審査会に向けて、型の試合に向けて、組手の試合に向けて。
いずれにしても基本稽古をないがしろにしては成り立ちません。
この基本稽古がしっかりと出来ていれば、いずれの動きも洗練されていきます。
全部派生した動きですからね。
理論的な話をすれば理解はされやすいと言われています。
〇〇だから、△△をして、××だから□□をするんです!
こんな言い方をしてもらうと分かりやすいと思います。
それが、ここはカチッとしてもらって、こっちはバーンと、この時はズンズンとやりましょう。
ではわかりづらいかもしれません。
「擬音」も使いどころを考える必要がありますね。
今日はこの「擬音」を威力のイメージとして使ってみました。
ぺちょんって弱そうなイメージで、威力がありそうには聞こえません。
突きを打つなら、ズドン!ってイメージでしょうか。
バシッ!!でも良いかもしれません。
ふんわり打つもちょっと違いますね。
相手にダメージを与えるイメージをどれだけ意識して稽古できるか。
こうした「擬音」をうまく使うと、自分の身体はそれに合わせて変化していきます。
あ、あの相手は強そうだなぁ…。
より。
あの相手には負けない!
のメンタルが大切です。
相手が優位と思ってしまえば、こちらは委縮しますからね。
もちろん優勝候補に勝つにはそれ相応の努力と運が必要です。
勝負は水物ですから、その時が来るまで何が起きるかわかりません。
そのために、普段からきつい稽古をしていますし、きつい稽古に向き合っている自分がいるはずです。
その稽古の精度を上げるためにも、「擬音」をうまく使うのも一案だと思っています。
自分の攻めには強いイメージを。
自分の受けには鉄壁のイメージを。
稽古の時から脳のリミッターを外せるイメージは欠かかせません。
人間は行動する際に、本能的にブレーキをかけながら行動しています。
「擬音」がそのブレーキを外す一歩かもしれませんね。
しばらく、やろうかな。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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