2024.6.6 本日の稽古を終わりにします。
「魅力を伝えること」の話。
今回は「魅力を伝えること」のお話です。
空手を見てもらえる機会って、少ないんです。
界隈では有名というか、それが当たり前ですからね。
今日の稽古では試合前もあるので、組手、型と各々頑張ってもらいました。
人生において、空手に携わる機会ってどれぐらいあるんでしょうか?
私は自分の子供が「空手を習いたい!」という機会がありました。
その時が初めて私が空手道無限勇進会に出会った瞬間です。
過去に思い起こすと、高校時代に空手を習い始めた!という同級生がいました。
さらに昔では小学生時代に地域の空手道場?空手教室があったと思います。
道場を設立されたわけではなく、今の自分の様に学校の体育館を借りるなどの道場だったと思われます。
きっと多くの人は、空手に触れる機会ってほとんどないかもしれませんよね。
近しい人が空手に携わっていた場合、耳にするや目にする機会があると思います。
さらに自分が習おうとする場合は…?
よほどの魅力や意欲が無いと習おうとは思いませんよね。
礼儀を~とか、性根を~とか、やんちゃだから~とか私の子供時代に習い事をする理由の多くが子供の意思よりも親の希望的観測が多かったイメージです。
今でも礼儀や精神論を理由に道場の門をたたく方は多いと思います。
空手を始める理由はどんな理由でも良いと思っています。
大事なのは「魅力を伝えること」です。
どんな物事も始めるきっかけって、実はたいしたことがないパターンですよね。
たまたま街で見かけたとか友達がやってたとか流行だったとか、ちょっと気になったとか。
些細な理由かもしれないけど、続けることができるのは本人の努力ですからね。
その努力を引き出すために大切なのは「魅力を伝えること」。
きっかけを形にするために、どんなことをして行けばいいのでしょうか?
楽しそう!とか。
カッコいい!とか。
すごい!とか。
その姿を繰り出せる鍛錬を積んだ人が居る。
これが一つの答えだと思います。
やってみたい!っていう気持ちを引き出させる魅力を持った人材。
こういった人材の育成は指導者としての指名かもしれませんね。
すごいですね~って言われるより、やってみたい!と言わせる魅力。
培っていきたいですね。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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