2024.7.24 本日の稽古を終わりにします。
「やってみると分かること」の話。
今回は「やってみると分かること」のお話です。
空手の基本は、見取り稽古です。
体験重視、正に「やってみると分かること」。
今日は通常稽古、演武・型コースでした。
いつも思いますが、型って本当に難しい。
これから審査会もありますからね、必要なのは型だけではありません。
移動稽古も必須です。
なんなら、基本稽古も準備運動も必須です。
普段の稽古がそのまま審査されるだけですからね。
如何に普段の稽古で取り組めているか。
自分の出来ないに目を向けられるか。
どんな事にも通ずることだと思いますが、最初から出来る人はいません。
必ずと言っていいほど、出来ない壁にぶち当たります。
そんな時、どうして出来ないのか?
何が違うのか?
そう悩むときもあると思います。
いつも言いますが、まずは身体を動かすこと。
同じ動きではなく、違いを作ることです。
「やってみると分かること」は沢山あります。
ミット打ちも、打つだけではなく打たれることで知ることがあります。
衝撃が強いとかこの威力なら耐えられるとか、もっと強く打たせるためにはどう持ったらいいか?などなど、持つ側の努力も必要です。
「やってみると分かること」です。
どんな稽古も基本的な考え方は一緒です。
あとは、繰り返し繰り返し体に馴染ませるだけ。
この馴染ませ方も大切です。
理解の上で馴染ませるのか。
感覚の上で馴染ませるのか。
理想は理解の上で馴染ませる。ですね。
実際は感覚の馴染みを理想という知識で上書きするでしょうか。
いわゆる癖を正すってお話です。
大人だから出来るとか子供だと分からないではありません。
その人がどれだけその時に気付けるかです。
これは経験上多い気がします。
アウェアネスと言いますが、気づきですよね。
こうした方が楽!とかこうした方がやりやすい!とかとか。
ただ、何でもかんでもこうした方がいいではありません。
ある一定の制約の中で、どうしたらその行為が出来るようになるか?の気づきです。
空手という競技の中で、どの部分はバレーボールと似ているだろうか?
空手の稽古の中にあるこの動きはどうやったら容易く達成するのだろうか?
こういった疑問を持つことも視野を広げる上では大切な要因だと思います。
さらには「やってみると分かること」からどうやって理解を深められるかですね。
こんなことばっかりやってると時間ばかりが足りない気がしてしまいます。
とりあえず、動く。かな。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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