2024.8.15 本日の稽古を終わりにします。
「意外な方法」の話。
今回は「意外な方法」のお話です。
試合ではセコンドに付くことがあります。
選手を一番近くで応援するための特等席です。
今日は通常稽古と組手・ミットコースでした。
今週は試合があります。
勇進会主催の東京都大会2024!
今回もセコンドに付いて応援する予定です。
応援するにあたって、選手に的確なアドバイスが必要です。
もちろん、傍に居る!っていうのが一番の目的です。
その上で、選手の試合運びに有効な声掛けをしていく。
テレビでやるような試合や興業、色んなスポーツにも必ずトレーナーやセコンドが付きます。
その指示一つで流れを変えることもできます。
もちろん、良くも悪くもです。
選手の意思を尊重するための声掛け。
選手の意思を壊しかねない声掛け。
どちらが必要かは一目瞭然です。
意思を尊重するための声掛けを如何に普段の稽古から積み重ねられるか。
これも大事な普段の稽古からの積み重ねからです。
そんな中、選手に素晴らしい声掛けを耳にしました。
「歩け」と。
試合のほとんどは、
打ち合い = 足が止まる。
足が止まる = 打ち込まれまくる。
になりがちです。
歩けるなら ≒ 打ち込まれるだけではない。です。
それはすごいな!って思いました。
すごくシンプルで効果的な声掛け。
遠慮なく真似しようって思いました。
実は効果的な事ってシンプルなのかもしれませんね。
今日の稽古を経て、今週の稽古に挑んでもらいます。
そのためにも声掛けの仕方の確認は重要ですね。
セコンドとのお約束的な話も大切な要素です。
試合は間違いなく選手ベースです。
挑んでいるのは私も同じくですが、直接的な行動は選手一択。
その選手の選択肢を増やす、増やした選択肢に対応できるようにするのがこちらの役目ですから。
そうした選択肢を増やす、対応するために稽古です。
稽古って幅がありすぎて、困りますね。
あんまり考えすぎず、シンプルがいいのかもしれません。
色々と悩みつつ、周りを視つつ、自分の中で消化して、昇華する。
稽古に参加してくれてありがとう!
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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