2024.9.26 本日の稽古を終わりにします。
「基礎固め」の話。
今回は「基礎固め」のお話です。
組手は型が上手になると強くなる。
と、教わったことがあります。間違いない。
今日の稽古は通常稽古と組手・ミットコースでした。
「基礎固め」って、地味なイメージありませんか?
空手は地味なイメージほど重要な気がします。
前にもお話しましたが…。
組手<型<移動<基本<準備運動です。
組手や型は空手の醍醐味です。
この旨味を得意とするためには、圧倒的な「基礎固め」です。
準備運動を疎かにすると、基本稽古で躓きます。
基本稽古で苦戦すると、移動稽古に後れを生じます。
移動稽古が崩れると型稽古が成り立たなくなります。
型稽古が破綻するともはや組手は崩壊です。
圧倒的なセンスで他を超越する人が居ますが、これは申し訳ない。
ごく稀です。
ほとんどの人がちょっとの努力でしっかりとシステマチックに上達すると思われます。
努力が積みかなさることで技術を会得しますからね。
派手な動きを支えているのは地味で地道で堅実さです。
ちょっとの差が大きくなっていく。
今日のコース稽古では膝蹴りに特化してみました。
使えるなら強いけど、使えないなら威力を伴わない飾りです。
飾りは入りませんからね。
せっかくならちゃんと使えるものを習得してもらいたいですよね。
今は出来ない。
それは問題ありません。
「今が」出来ないだけですから。
努力次第で、「出来るようになります」。
どれだけ大変さを自分に課せられるか。
言葉じゃなくて、行動です。
そういった頑張る人は、めちゃくちゃ応援します。
頑張ってくれるならいくらでもです。
成長する人を観る。
これほど楽しい事はありません。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
コメントをお書きください