2024.9.27 本日の稽古を終わりにします。
「やらせてみると出来ること」の話。
今回は「やらせてみると出来ること」のお話です。
実は出来るんですよ。
普段発揮されないだけですからね。
今日は初心コースと通常稽古でした。
ちょっと少なめの人数からのスタートだったので、意外な一面を知る機会がありました。
あ、そういうことも出来るのね?って。
普段の姿からは想像できなかったのですが、実はちゃんと出来るんです。
空手を習うと必ず礼節を教わります。
押忍!って言葉と共に礼をする。
これは、建物に対しても行います。
「使わせて頂きます」の意味を含めて。
もちろん、先生や先輩にも挨拶は必須です。
教えを仰ぐ訳ですから、これも礼儀です。
そんな中、座礼を普段やった事の無い子にお願いしました。
すんなり出来てましたね。
難しいかも…?っと思っていたのは、私の思い上がりでした。
少しずつ着実にレベルが上がっているのですね。
たまに昔の稽古の様子や写真を見返すことがあるのですが、歴然ですよね。
子供たちですから、幼さが際立つ子もいますし、こんなことやってたなって思うこともあります。
それよりも、確実に技術の進歩が著しい!
ちゃんと積み重ねているんだなと彼らの歴史を感じます。
どこに向かっているのか?
これはずーっと私の中のテーマです。
空手を一生続けますというのは稀でしょう。
指導者たちもいずれはその生業を降ろす日が来ると思います。
今は指導を受けている人たちもその限りではありません。
空手を通じてどこに向かうのか?
空手を通りに道に思い出としていつか語ってくれるなら嬉しいですね。
もちろん、ずーっと一緒に空手を楽しんでくれるならなお幸いです。
今の彼らにしっかりと空手が根付いているのが見えているだけでも良いのかもしれませんね。
先のことはよく分かりませんから。
今日の稽古では不意に素敵なご褒美を頂いた感じです。
これだから一緒に稽古するのはやめられませんね。
通ってくる子それぞれにそういった瞬間があります。
楽しみです。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう。
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