2024.12.5 本日の稽古を終わりにします。
「難しい課題」の話。
今回は「難しい課題」のお話です。
空手で最も難しい課題って何でしょう?
ある程度の理解がある子達なら問題無いかもしれませんね。
今日の稽古は通常稽古と組手・ミットコースでした。
これは「難しい課題」だなぁ、と感じた一幕がありました。
組手の稽古です。
相手がいます。
どれぐらいの強さで稽古としてどれぐらいの強さで打ち込みますか?
手は抜きますか?
全力で行きますか?
どれぐらいの加減で打ち込みますか?
これは、「難しい課題」だと思います。
相手に合わせて力の加減をする。
でも、自分の稽古は怠らない。
そういった意識って本当に難しい。
試合を想定した場合、自分より重量の重たい選手もいます。
そうなると1~2学年上ぐらいなら相手の想定に入ってきますね。
稽古中の相手として申し分ありません。
ですが、それはお互いに熟慮があっての場合。
お互いこれからの場合は思ったような反応には至りません。
これも「難しい課題」です。
相手のためにしっかりと打ち込む。
相手のために受け流して打ち返す。
相手のために、相手のために…。
決して簡単ではない話です。
「難しい課題」。
ましてや、それを下の学年にするとしたら…。
仲間のためですから、むしろ遠慮は無用です。
強くなるために組手は通過儀礼です。
それでも仲間だからこそ、相手を思ってしまう。
試合なら遠慮なくぶつかっていけるけど、稽古だと身内ですからそうはいかない場合が多いかもしれません。
成熟度合いかもしれませんが、仲間と闘う、いつも遊んでいる相手と闘うと言うのはいうのはハードルが高いのかもしれませんね。
気持ちによりけり。
仲間のために!の使い方。
ほんと「難しい課題」だと思います。
加減の仕方。
これを学べたならさらに一歩成長するのかもしれません。
良い時は全力で。
相手によってセーブして。
そんな臨機応変な態度。
学んでもらいましょう。
きっと躊躇してしまうのは、心根が優しいからです。
優しいのは大切です。
やさしさの使い方も、覚えて行きましょう。
悩ましいですね。
数を経てもできない子もいます。
出来る子たちは、一歩先へ進む。
さぁ、次の稽古も頑張りましょう!
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