483回目!

2024.12.19 本日の稽古を終わりにします。

 

「分節」の話。

 

今回は「分節」のお話です。

「分節」とは繋がった全体にいくつかの区切りを入れる事です。

要は、一連の動きを分けて個別にやってみましょう!です。

 

今日の稽古は通常稽古と組手・ミットコースでした。

 

空手の稽古には移動稽古や型稽古があります。

 

こういった稽古にはいくつかの技が組み合わさっていることがあります。

 

そのつなぎ目が「分節」ですね。

 

この「分節」事に稽古をしていくとより上達が速くなります。

 

「分節」を見極められたなら、稽古もスムーズになりやすいですね。

 

そして、そういった稽古に最適なのが基本稽古です。

 

実は、ちゃんと最初に稽古やっているんですけどね。

 

なぜか移動や型になると崩れてしまう…。

 

きっと、繋がっている事に気付けていないって事でしょう。

 

準備運動の膝の脱力が蹴りの威力に繋がったりしますから、結構まじめにやると良い結果が生まれやすいハズ。

 

こうした気付きがあるとより深い理解に繋がっていきます。

 

空手って良くできているな~って思います。

 

あ、実際のそうなのか?は実はよく分かりません。

 

私の個人的な解釈です。

 

でも、同じ動作があるならそう結び付けた方がより効果的ですね。

 

筋トレも意識するか否かで全然効果が異なります。

 

脳機能的にも意識する方がより神経の発達が変わります。

 

こうした動きするのね?って脳が理解してくれると優先的に効率化してくれますからね。

 

いずれにせよ、動作に対するより深い理解がある方が洗練されやすいって事です。

 

ただ、ある程度ならとりあえずガンガン行こうぜ!の方が、高威力です。

 

ここが稽古をする上で悩む一つです。

 

ともかくやりこむ!

 

もしくは形を整える。

 

これは、どちらも一長一短の表裏一体です。

 

稽古の仕方も千差万別。

 

どれも楽しみ方が違います。

 

自分に合った稽古方法を取り入れるのも大切ですね。

 

ただ、どれも一つだけ大切な条件があります。

 

よく話を聞くことです。

 

聞いてもらえなければ、何の意味も成さない可能性がありますからね。

 

なんとなく稽古をする。

 

よく聞いて実践しながら稽古をする。

 

この2つの差は歴然です。

 

どちらが良いでしょう?って聞くと、大概後者を答えます。

 

でも、実際は…です。

 

聞くことって案外と難しいですからね。

 

自分の都合を抑えて相手の話を聞きいれる。

 

大人だって大変かもしれませんね。

 

どんなことも楽しむにはある程度の知識と実力が必要です。

 

上手に培って、しっかりと空手を楽しんでもらいたいですね。

 

さぁ、次の稽古も頑張りましょう!